sophiaの書

なんか書く

面と向かって話をするとき相手の目を見る時間割合

話をするときは相手の目を見る。これは会話における基本的なルールとされている。しかし、外国で育った人と違って日本で育った人は会話中に相手の目を見ていないような気がしていた。実際はどうなのか非常に興味を持ち、アンケート調査で調べてみた。

このアンケートは2017年度に英語の授業の課題としてGoogle フォームを用いて作成し、SNSで回答するように呼び掛けたものだ。回答者数は35人と少なく、誰が回答したか不明なので信頼性に欠ける。しかし完全なデタラメではなく少しは参考にできると仮定する。
このアンケート調査をする前に、日本で育った人は会話中にほとんど相手の目を見ていないと私は予想していた。

作成した質問文は次の通りである。英文は適当なので間違っていても多めに見てほしい。

What is the percentage of time when you see eyes of a person you talk with face to face?

あなたは面と向かって話をするとき相手の目をどのくらいの割合で見ていますか。

 ("What is the percentage of time"が英文の基本構造で、関係副詞"when"を用いて"time"を"you see eyes of a person"で修飾している。さらに関係代名詞"who"の省略を用いて"a person"を"you talk with"で修飾している。最後の"face to face"は副詞として"you talk with a person"を修飾している....つもりで英文を作った。分かりにくい。)

選択肢は4つ用意し、0~25%、25~50%、50~75%、75~100%から選ばせた。

アンケート調査の結果、会話中に相手の目を見ている時間割合が0~25%の人は8.6%、25~50%の人は37.1%、50~75%の人は34.3%、75%~100%の人は20%であった。

アンケート結果

アンケート結果



回答者35人中24人(約69%)が日本育ちであるにも関わらず、予想外に多くの人が会話中に相手の目を見ていると分かる。さらに、多くの人が相手の目をチラ見(0~25%)しているわけではなく、しっかりと(25%~75%)目を見ていると分かる。中には目を見続けている(75~100%)人も20%いた。

ちなみに私は相手の目を見て話すことが全くできなかったので、このアンケート結果には驚かされた。試しに友人と話している最中に相手の目を見てみると、確かに友人は私の目を見て話しをしていた。

話しをするときに相手と目が合ってしまうと気まずさを感じてしまうので、私はできるだけ目を合わさないようにしていた。しかし話をするときは相手の目を見たほうがいいと聞いたことはあった。さらにアンケート調査により相手の目を見ない人の方が少数派であると知った。そこで話の最中に相手の目を見ようと決心した。初めは家族の目、次に友人の目、最後に初対面の人の目の順で見ていくと案外簡単に目を見て話せるようになった。

今も相手の目を見て話すように心がけている。しかし考えながら話している最中はつい相手の目から視線をそらしてしまう。全く視線をそらさずガン見するのも変な気がする。適切な視線管理が未だにできない。

些細なことであるが、当たり前のことは当たり前にできるようになるべきだ。相手の目を見て話さないと相手の表情の微妙な変化にも気づけない。不利である。