sophiaの書

探究記録

真人間化手法の調査

はじめに

本ブログでは「真人間」を「相手のために状況に応じて振舞いを変化させることができ、人間関係においてつり合いが取れている人物」と定義する。

人間は社会的な生き物であり、他人と関わらなければ生きていけない生き物である。この事実を踏まえて人間社会に適合した人物、それが真人間であると筆者は考えている。

本ブログでは筆者が周囲を観察して見つけた真人間の特徴を列挙する。これらの特徴を満たすよう努めれば真人間になれるはずである。

気遣い

飲み会での作法

真人間はその場に適した作法を察知して実行する。作法とは行って当然なものなので、もしやらなかったら相手に不愉快な思いをさせる。当たり前なことを当たり前にできる人が真人間であると言える。その作法に従うだけの価値があるか考えるのは真人間の仕事ではない。

  • 他人のコップが空になっているかどうかを監視する
  • 他人のコップが空になっていたら飲み物を追加注文するか聞く
  • 席に着いたらまずは全員分のコップに水を入れる
  • 箸と取り皿を全員に配る
  • 最後に残った食べ物のひとかけらには手を付けない
  • 食べ過ぎない(特に奢られるとき)
  • 飲み過ぎない(ただし状況による)
  • 左利きの人は左側の席に座らせる
  • 大皿の料理が来たら全員に配る
  • 空いた皿を回収して机の端にまとめて置く
  • 奢られた際の感謝の返事(「ありがとうございます。これからも仕事をがんばります。」これが無難な返事か。)
  • 偉い人の前で本人を貶めない
  • 後輩には食べ物を食べるよう勧める
  • 後輩が居づらさを感じないように気遣う
  • 企業によっては飲むべきビールの会社が決まっているため、店を予約するとき気を付ける
  • 会が終わったら全員の席を見て忘れ物がないか確認する
  • 会話が途切れないように気を配る

常識

概要

例え常識が他人とずれていたとしても真人間になる方法はある。以下の2点を満たす行動をすればよい。

  • 相手に合わせる
  • 相手に不愉快な思いをさせない

誤字の指摘

文字を間違えて覚えている人がいたらこっそり指摘してあげるべきだと筆者は考えている。もし指摘しなかったらその人が文字を間違い続け、恥をかき続けるからである。しかし、真人間は誤字を指摘しないで放置する。指摘した瞬間に相手に恥をかかせて不愉快にさせることを避けるためである。

同様に、誰かの鼻の穴から鼻毛がはみ出していても真人間は指摘しない。その人が鼻毛をはみ出させ続けて恥をかき続けることよりも、鼻毛を指摘した瞬間に相手に恥をかかせ不愉快にさせることのほうが罪深いとみなす。

SNSにおける人間関係は実際の人間関係の延長

グループLINEでの発言も気を付けなければならない。LINEの手軽さのために忘れがちであるが、LINE上での人間関係は実際の人間関係の延長上にある。グループLINEでの発言は全員の前で壇上に上がりマイクで話すことに相当する。グループLINEで何か発言すると既読スルーが多発するが、考えてみれば当たり前なのである。全員の前で壇上に上がって何か話しても、大抵の場合は聴衆から反応が返ってこない。

ごまかし

嘘つきは泥棒の始まりということわざがあることからも、嘘はよくないことであると分かる。しかし、もしも誰もが常に本当のことしか言わなかったら人間関係がぎくしゃくしてしまう。嘘も方便とはよく言ったものだ。嘘には人間関係を円滑にする効果がある。

意図的な情報隠蔽

嘘はつかないが本当のことも言わない。真人間はこの手法を用いる。真人間は本当のことを言っても人間関係がよくならないと知っているのである。馬鹿正直に本当のことを話すのはただの馬鹿である。

意図的な情報操作

真人間は何事も肯定的に表現する。なぜなら否定的に表現されても聞く側は困るからである。聞く側が困らないように真人間は肯定的表現を用いる。

場所によって発言内容を変える

場所によって求められる発言は異なるため、真人間は発言内容を使い分ける。もし全く同じ発言を別の場所ですると人間関係に亀裂が入る可能性がある。真人間は臨機応変に発言内容を変える。

発言内容を場所によって変える態度は不誠実であるが、人間関係を悪くするよりも自分が不誠実になるほうがましであると真人間は知っている。

演技

涙なんか出ないような場面であっても、泣きまねをすれば雰囲気がよくなる場面が確かに存在する。また、誰かから何かをもらったら嬉しそうにしなければならない。

適切な演技によってその場の雰囲気がよくなるため、真人間は演技する。

人助け

人間は例外なく互いに支え合って生きているため、ひとりだけ人助けをしないととんでもないことになる。真人間は基本的に人助けをする。

会話

真人間は会話内容よりも会話自体を重視する。話相手と言葉をやりとりして楽しむ。

やりすぎは禁物

真人間は人間関係においてつり合いが取れているので、上記した手法の数々をやりすぎない。何事にも限度があることをわきまえているのである。

非真人間の特徴

ここまで真人間の特徴について述べてきた。この章では逆に非真人間の特徴を述べる。

  • 場違いなウケ狙い
  • 価値観の押し付け
  • 常識のずれと欠落
  • 他人の話を聞かないこと
  • 他人に合わせないこと
  • 気遣いをしないこと
  • 精神攻撃
  • 日常会話をしないこと
  • 優先順位を考えてないこと
  • 空気を読まないこと
  • ノリが悪いこと
  • 時と場所と場合をわきまえてないこと
  • 自分のことしか考えてないこと
  • 自虐は誠実の証だと思い込んでいること
  • 知らない人にいきなり馴れ馴れしく話しかけること
  • 知人に突然議論を吹っ掛けて喜ぶこと
  • 他人の自虐ネタに対して苦笑いではなく爆笑で応じること

感想

たとえ中身が真人間でなくても上っ面だけは真人間に成り得る。ばれさえしなければ平和を保てる。筆者はそこを目指している。

他にも色々真人間の特徴はありそうなので今後も調査を続ける予定である。

人物写真について気づいたこと

人物写真について気づいたことを簡単に述べる。

犯罪者面の証明写真

証明写真に写った顔は犯罪者の顔のように見えがちである。

しかし逆だと気づいた。指名手配犯が載ったポスターに使われている写真が証明写真なのである。

自画像に対して感じる違和感

自分の顔が写った写真を見るたびに、これは本当に自分の顔だろうかと気になってしまう。なんとなく見慣れない顔に見えてしまうのである。

これは、写真と鏡の違いから生じる違和感だと気づいた。写真に写る自分の顔は左右反転してないが、鏡に映る自分の顔は左右反転している。筆者は写真の中の自分を見る機会が少ないが、毎朝洗面台で左右反転した鏡の中の自分を見ている。慣れ親しんだ左右反転した自分と違う顔が写真に写るため違和感を感じるのである。ちなみに、顔が左右対称でない人は多く、筆者もその例に漏れない。

加えて、慣れ親しんだ鏡の中の自分は真正面を向いている。しかし、写真に写る自分は必ずしも真正面を向いてない。見慣れない角度から自分の顔を見ることになるので違和感を感じるのである。

以上をある人物に話してみたら、その人は写真に写るその人自身の顔に対して違和感を感じたことはないと言った。おそらくその人の顔はほぼ左右対称であるか、または自らが写った写真を見る機会がとても多いと推測される。写真に写った自分と鏡に映った自分の両方を見慣れているのであろう。

スマホで自撮りする際の目線

スマホで自撮りすると目線がおかしな方向を向きがちである。

スマホで自撮りするときはつい画面を見てしまう。しかしカメラのレンズは画面の外に付いている。スマホのレンズではなく画面を見ながら撮影した写真に写った目は、当然カメラ目線ではない。

陽キャの写真

筆者が観測した範囲内では、陽キャは自らが写っているおしゃれな写真をLINEのプロフィール画像に設定している。

それに気づいて以来、筆者もLINEのプロフィール画像を自画像にしている。しかし肝心のおしゃれさがない。

ゲシュタルト崩壊

美男美女の写真を見ると、ついガン見してしまう。ところがしばらくガン見しているとなんで美男美女なのかよく分からなくなってくる。目と鼻と口が付いているのは辛うじて分かる。さらに、よい部分ではなく悪い部分しか認識できなくなる。

プリクラと画像加工アプリの違い

これは筆者が気づいたわけではなく他人から聞いた話である。

プリクラは写真に付加価値を付けて思い出作りに役立てるために使用される。写真撮影と画像加工の組み合わせであり、記念品としての側面がある。

画像加工アプリは画像加工自体が目的であり、ただ楽しいという娯楽的な要素が強い。JKやJDのたしなみと化しているという意見もあった。写真を一般公開する際に個人情報を隠すために使われたり、コンプレックスを軽減させるために使われたりすることもある。

山手線一周体験記

知り合いの何人かが山手線を歩いて一周していたので自分でもやってみた。そのときは山手線を歩いて外回りで一周した。その後、体験記をスライド形式で作って見せてほしいという要望があった。しかし写真を撮ってなかったため、再び山手線一周を試みて写真を撮影した。2回目は徒歩ではなく自転車で行い、山手線を内回りした。2回目が終わった後に作った体験記の内容をこのブログで公開する。

以下の画像は体験記の各ページをそれぞれ画像として出力したものである。山手線の一駅あたり1ページを使ってスライドを作成した。2回目に山手線一周を試みたときに通過した駅の順番と同じ順に駅を並べてある。つまり山手線内回り順である。

ちなみに筆者は2018年に山手線を一周した。そしてスライドを2018年に作成した。それぞれの画像内には2018年における筆者の意見を記してある。ただ、このブログは2020年に書いているので、それぞれの画像下には2020年1月現在に筆者が考えた意見を記した。

表紙

表紙

自己紹介

自己紹介

山手線徒歩一周

山手線徒歩一周

このときは山手線外回りで線沿いを歩いた。

山手線自転車一周

山手線自転車一周

このときは山手線内回りを線路沿いに自転車を漕いだ。

高田馬場駅

高田馬場駅

高田馬場駅を出発して山手線を自転車で内回りした。写真はそのときに撮影したものである。高田馬場といえば学生ローンの看板、BIG BOX、飲み屋、鉄腕アトムである。かの悪名高きワロタ大学の最寄駅の1つがここであることでも知られている。学生街とよく言われているが、実際には学生の割合は小さい気がする。ただの先入観かもしれないが、この街には飲んだくれが多い印象を受ける。筆者自身は安くてたくさん食べられる飲食店を求めてこの街を徘徊している。

新大久保駅

新大久保駅

理工キャンパスとは、ある大学のキャンパスである。それはさておき、新大久保駅周辺には人が多い。信じられないくらい多い。勘弁してほしい。

ちなみに、筆者には高田さんと馬場さんと大久保さんという名前の知り合いがいる。

新宿駅

新宿駅

とても大きな街である。色々と遊べる。筆者は都庁の展望台に上ったり、紅葉の季節に新宿御苑に行ったり、映画を観たり、バイトをしたり、他大に出張して会議をしたり、東急ハンズでアクリル板を買ったり、手芸屋でコンピュータミシン用のミシン糸を買ったりした。

代々木駅

代々木駅

高い建物は道しるべになる。山手線一周を試みる者にとっては大体の現在地と進むべき方向を知るために役立つ。

原宿駅

原宿駅

竹下通りにずけずけと入り込む度胸を筆者は持っていなかった。誰か筆者を竹下通りに連れて行って案内していただけないだろうか。

すぐ近くに明治神宮があるせいか、照明が少なく夜は暗い。

渋谷駅

渋谷駅

渋谷は文字通り谷である。渋谷に近づくと急激な下り坂が出現する。渋谷に着いたら〇〇〇〇教っぽい文句が書かれた看板が掲げられていたので撮影してみた。

山手線一周とは関係ないが、ハロウィンの時期の渋谷は新大久保以上に混雑する。完全にこのブログの内容と逸脱するが、筆者が所属している研究室のOBは昔、仮装して渋谷でハロウィンを楽しんでいたそうだ。勘弁してくれ。筆者は真の陰キャなのでそこらへんのことがよく分からないのである。

恵比寿駅

恵比寿駅

恵比寿駅はおしゃれ過ぎてびびった。

渋谷に掲げられた〇〇〇〇教っぽい文句が書かれた看板の写真と恵比寿に設置されたクリスマスツリーの写真によって筆者が2018年12月の何日に山手線自転車一周を敢行したか察しが付くであろう。体も心も寒かったよ(は?)。

目黒駅

目黒駅

目黒といえばやっぱり目黒のさんまだろう。

五反田駅

五反田駅

筆者は今まで五反田駅とは縁がなかった。調査不足である。

大崎駅

大崎駅

山手線最南端の駅である。山手線を一周しようとしている者がこの駅に着くとちょっとだけ達成感を感じられる。

品川駅

品川駅

山手線に沿って移動していると、品川駅周辺で急に高い建物が密集し始めることに気づく。夜に品川駅前を通ると摩天楼感がある(?)。

高輪ゲートウェイ駅

高輪ゲートウェイ

山手線を自転車で一周していた当時は建設中であった。ちなみに一番上に示した画像にある電車の写真はここら辺で撮影した写真である。

謝罪

謝罪

そう。自転車をこぐのに疲れちゃったのである。だってクリスマスだし。はやく家に帰りたかったのである。山手線の内側を横断して高田馬場に戻る途中で通った六本木や麻布は豪華な感じだった。

残念ながらこの日は山手線自転車一周を断念した。しかし幸いなことに筆者は2018年9月16日に徒歩で山手線一周に成功しているのである。以降はそのときの記憶を頼りに発表を続ける。写真は撮ってないのでなしである。

田町駅

田町駅

2018年の筆者は手抜きスライドを作っても開き直っているようだ。2020年1月現在の筆者としては、当時の自分にはもうちょっと頑張ってほしかった。

浜松町駅

浜松町駅

海が近い。

新橋駅

新橋駅

なんと高田馬場駅より飲んだくれが多かった。

日本の鉄道発祥の地であるためSL広場なる場所がある。

有楽町駅

有楽町駅

歩いて山手線を一周していたとき、だいぶ疲れていたのであまりよく覚えてない。

東京駅

東京駅

丸の内口から見た東京駅には重厚感があり、線路を挟んで反対側の八重洲口から見た東京駅は近代的である。品川駅から東京駅にかけて高い建物が多い。

神田駅

神田駅

品川駅から東京駅までの雰囲気とは異なる雰囲気を持つ。1駅分歩いて移動するだけで異なる雰囲気を楽しめる。

秋葉原駅

秋葉原駅

秋葉原の客引きはコスプレしているので遠くから見ると楽しい。しかし客引きに近づきすぎたり客引きと目が合ったりすると客引きされるので恐ろしい。そもそもコスプレ客引きに限らず客引きは怖えよ。

学校が長期休暇に入る時期になると客引きの人数が増える気がするが、本当に増えるかどうかは知らない。

山手線を一周していると、秋葉原が意外と小さな街であると気づく。狭い範囲にありとあらゆるものが密集している。

秋葉原で買い物をするにはちょっとした事前知識が必要である。例えば、ある電子部品を買いたいとき秋月に行くべきなのか千石に行くべきなのかといった知識である。意外と厄介なのだ。

御徒町駅

御徒町駅

筆者が小さい頃、御徒町のことをお菓子の町なのだと思っていた。この駅にまつわる話はそれだけである。

上野駅

上野駅

ここで持論を展開させていただく。巷では上野の不忍池がデートスポットと呼ばれており、彼氏がせっせとボートを漕いで彼女に格好良いところを見せる場所であるらしい。

筆者はこの唾棄すべき迷信に異議を申し立てる。読者の諸君には恋愛で曇った目をこすり冷静になってよく考えてみてほしい。すぐに気づくはずである。彼女にもボートを漕がせろよ、と。せっかくボートを漕げる場所に来ているのだから、彼氏だけがボートを漕いでいるのを眺めるだけでなく、彼女自身もボートを漕いだほうが絶対に楽しいに決まっている。これはのぼせ上った彼氏が悪いけれど、彼氏を放任している彼女の責任でもある。己の愚かさを恥じよ。

鶯谷駅

鶯谷

ラブホテルには客引きがいないと知った2018年9月16日の夜。客引きがいなくても客が来るからであろう。

日暮里駅

日暮里駅

なんだか大きめな駅であった。

西日暮里駅

西日暮里駅

日暮里駅と西日暮里駅は非常に近い。

田端駅

田端駅

高低差が激しかった覚えがある。

ちなみに、筆者には田端さんという名前の知り合いがいる。

駒込駅

駒込駅

手抜きがひどくなってきていてワロタ。

巣鴨駅

巣鴨

手抜き確信犯。

大塚駅

大塚駅

路面電車が見れる。

池袋駅

池袋駅

筆者は青春時代を池袋にある予備校の自習室の個別ブースの中で過ごした。

目白駅

目白駅

出発地点である高田馬場駅の隣駅であるにも関わらず、この駅のことはあまりよく知らない。

以上で山手線全駅を巡ったことになる。お疲れさまでした。

お気に入りの景色

お気に入りの景色

山手線沿線で筆者が一番気に入っている景色を紹介する。池袋大橋から見える景色である。橋の下には線路が何本も入り組んでおり、なんだか文明を感じる。すぐ近くは人でごった返しているのにここは人が少ないので不思議な感じがする。高い建物が密集している中で、線路のおかげで遠くまで見通すことができ、新宿の高層ビル群が見える。背後にはタワーが高くそびえ立っている。(このタワーはごみ処理場の煙突)

一周目

一周目

1周目は歩いて山手線を一周した。

一周目

一周目

現実は甘くない。

一周目

一周目

漫喫があっただけでありがたいと思わねば。

一周目の感想

一周目の感想

名誉の傷

二周目の感想

二周目の感想

徒歩よりはるかに楽かと思いきや、自転車でもかなりしんどかった。

まとめ

まとめ

いばれる。これが一番重要かもしれない。

最後に、筆者が歩いて山手線を一周しながら筆者がつぶやいたツイートを見てみよう。

(中略)

このときは筆者のアカウントが突然駅名ばかり頻繁につぶやき出したから、他の人たちは筆者のアカウントがbotに乗っ取られたかと心配したらしい。もちろん筆者が駅に到着するたびに自分でツイートしたものだ。

実際に山手線を一周したときはとても時間がかかってとても疲れたが、このブログを書くためにもたくさんの時間と労力を費やしたので疲れた。

おしまい。

恋愛に関する説教

おかしな恋愛観を持つ知り合いの男に対して説教するためにスライド資料を作成した。そしてそれをそいつに送り付けた。

そのスライドの一部に新たに手を加えて読みやすくして、全文をこのブログで公開する。

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はじめのはじめに

筆者は、誰かを好きになるという現象は自己暗示の結果だと考えている。誰かが好きだと思い続けるのも自己暗示。人は、自分が傷付くのを防ぐために、良さそうな相手と会っても心拍数があがらないように訓練した結果、鈍くなってゆくのであろう。つまり自己防衛の結果、好きになろうと努力しないと誰かを好きになりにくくなる。筆者は好きという感情を絶対視していないし、必ずしも善だとは思ってない。そのことを踏まえた上でこのスライドを読んでほしい。

はじめに

このスライドの内容は男が女とお付き合いするための方法である。

このスライドの内容は筆者の妄想により仮に導き出した結論である。

対象者:

  1. 大学生になったら誰かとお付き合いできると信じていた人
  2. 誰ともお付き合いできないまま大学に入学してから数年経ってしまった人
  3. 今でも誰かとお付き合いしたいという望みを持っている人
  4. 恋愛に関して冷静な人

目次

いきなり結論

夢は捨てて現実を見るべし

  1. アニメや小説に描かれている内容は全て作り話であって、人の理想を可視化しているにすぎない
  2. 現実に基づいた恋愛戦略を練ろう

恋愛に唯一解は存在しない

  1. 君の人柄
  2. 相手の人柄

恋愛の利点

普段は得られないものを得られる。

  1. 今まで無関係だった世界(相手の趣味など)を知ることができる。
  2. 自分がやっていることについて分かりやすく興味を持ってもらえるように話す訓練になる。

癒される。ただし、ぬいぐるみによっても同種の癒しを得ることができる。

道行くカップルに対しイライラしなくなり、精神が安定する。

前提条件

  1. 鼻毛は切れ
  2. 身だしなみに気を遣え
  3. 女子から告白される確率は1/114514より少ない
  4. 自分から告白しに行く
  5. 清潔感が大事
  6. 一度キモいと思われたら終わり

付き合う前

付き合う前にやるべきことは就活と似ている。

就活

恋活

事前対策

身だしなみに気を遣う

自己分析

自分を知り、攻略対象を絞る

ES

女子を食事に誘う

面接

食事・会話・告白

結果発表

女子からの返答

流れ図

流れ図

流れ図

告白

  1. 告白の台詞はシンプルにしたほうがいいのではないかと推測される。
  2. 食事後の別れ際にするとその後気まずい雰囲気を感じなくても済む。
  3. ひとけがない場所でするのが楽。
  4. 夕方から夜にかけての時間帯をお勧めする。
  5. 告白したあと「今すぐ答えなくてもいいから」などと言って相手に考える時間を与える。(その場で振られてダメージを負うのを避ける。)

付き合い初期

おそらくこの時期が一番楽しいと推測される。たくさんデートしよう。

倦怠期

いつか必ず倦怠期は訪れる。いつ倦怠期に突入したかを正確に判断しなければならない。相手が倦怠期に入っていることに気づかず接するのはキモいので注意。

別れ方

振るとき

  1. 相手が未練を残さないようにスパッと切る。別れた後も相手と関わらなければならないときは相手が自分に興味を失ったことを見極めてから振るといいかもしれない。

振られるとき

  1. 相手がくそではないならば、「今までありがとう。さようなら。」と簡潔に終わらせる。

別れた後

開いてしまった心の穴を埋めるのは時間か新たな恋らしい。

別れた後は3か月以上は相手と関わらないほうがいいらしい。

まとめ

夢は捨てて現実を見るべし

  1. 冷静になれ

恋愛に唯一解は存在しない

  1. このスライドの内容は恋愛に関する一提案でしかない。状況に合わせてよりよい方法を探そう。

アドバイスなど

  1. 恋愛に関する情報はネット上に大量にある。それを読んで勉強しよう。
  2. このスライドで疑問に思ったことがあれば検索してみよう。恋愛は全人類にとっての課題であるため、誰もが悩み研究し、多くの人が文献を残している。
  3. 恋愛にガツガツしているように見られないことが大事。ガツガツせず余裕があるように見えるように全力で演じるべし。
  4. 性欲はエロゲで満たせ。
  5. 「付き合ってるんだったら〇〇〇(アルファベット3文字)くらいしてもいいよね」という台詞をよく聞く。これは必ずしも正しくない。人によって異なるとしかここでは言えない。
  6. 高望みしすぎない。
  7. どこに行ってもホモに対する当たりが強すぎる。悪口を聞いてると心が痛くなる。
  8. おごられることをいやがる女子もいる。
  9. 他人の恋愛相談をしている精神科医でさえ自分の恋愛はうまくいかないことが多いらしい。恋愛に正解はない。
  10. 男は女にとっての女友達以上の存在にはなれない。同様に、女は男にとっての男友達以上の存在にはなれない。
  11. 狙いを定めてから告白するまでの3か月間と付き合い始めてから別れるまでの3か月間、計6か月間に計画的に資本を投下する計画を立てよう。
  12. 女は金で買うものではない。(結婚は別。お金が大事)
  13. 数回振られて落ち込んでいる暇はない。反省して次に活かせ。

感想

このスライドを作りながら筆者は自分に対して吐き気を感じた。気持ち悪い。

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以上である。おかしな恋愛観を持つ知り合いの男に対して説教するためにスライド資料を作成していた当時に自分に対して感じた嫌悪感と似たものをこのブログを書きながら感じている。気持ち悪い。

この気持ち悪さはおそらく、冷静さを装いながらも実は冷静さを欠いている点から来ているのであろう。ならばどうすればよいのかは未だに分からない。

君の名は調査

経緯

時はサークルの新歓期間(2017年)。筆者は新しくサークルに入ってきた新入生と仲良くなるべく動き出した。ひそかに新入生に対して調査を行い、レポートにまとめ、サークルの先輩に添削をお願いし、新入生とサークル同期に提出した。

サークル員の大半はこのレポートを無視した。残りのサークル員はこのレポートを読んでも無反応だった。

ところが、添削をお願いしたサークルの先輩はこのレポートを読んでくれただけでなく、コメントまで言ってくれた。

今(2020年)は、当時(2017年)その先輩に厄介な頼み事をしてしまってとても申し訳なかったと思っている。反省している。感謝もしている。

以下にそのレポートの全文を示す。ただし固有名詞の一部は隠してある。

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君の名は。」調査

‐新入生のうち何人が「君の名は。」という言葉に反応するか‐

2017年5月27日(土曜日)

(サークル名)i期 (筆者の名前)

(追記:iは正の整数)

1.序論
1.1背景
1.1.1映画「君の名は。

2016年に映画「君の名は。」が大流行した.若者にとどまらずあらゆる年代の人が観たと言われている.ほとんどの人が少なくとも題名くらいは知っていると推測される.

1.1.2自己紹介の必要性

筆者は水曜日6限に授業があるため,(サークル名)定例会に出席していない.だから(サークル名)(i+1)期の顔も名前も把握していなかった.同じサークルに所属する仲間の顔と名前くらい把握しても損ではないと筆者は判断した.そのためには(サークル名)(i+1)期一人一人に自己紹介する必要があった.

(追記:(i+1)期とは、筆者の一つ下の代のことである。)

1.1.3親睦を深めるために

本調査を通じて(サークル名)(i+1)期と映画「君の名は。」について会話し,親睦を深めようとした.

1.2目的

(サークル名)(i+1)期の顔と名前を把握する.さらに,多くの人が題名くらいは知っていると予想される映画「君の名は。」について話して親睦を深める.以上を可能にするために,(サークル名)(i+1)期が映画「君の名は。」について語り始めるように誘導する方法を考案する.その方法を実際に使ってみて有効かどうかを調査する.

2.「君の名は。」調査

2.1理論

(追記:この理論は筆者が適当に思いついたものであり、文献を調べて書いたものではない。信頼に値しないので注意。)

一人の人間が持つ大量の記憶の中から目的の知識を探すときには,キーワード検索をしている.会話中に話された言葉や,実際には話されていなくても会話内容と関連する言葉がキーワードになる.(サークル名)(i+1)期に映画「君の名は。」を連想させる言葉を入力してあげれば,彼らの頭の中でキーワード検索が自動で行われ,映画「君の名は。」にヒットする.

2.2調査方法

(サークル名)(i+1)期に自己紹介をする際にこう尋ねる.「やあ,(筆者の名前)だよ.『君の名は』なんだい?」と.話しかけた人のうち何人が「君の名は」というキーワードで頭の中を自動で検索し,映画「君の名は。」を連想し,語り始めるかを調べる.全員に自己紹介し終わったあとに,(サークル名)(i+1)期の中から1人選び,感想を聞く.以下ではこの人を人物Xと呼ぶ.

2.2.1調査条件

(1)(サークル名)(i+1)期約26人を対象とする.

(2)調査期間は2017年5月15日(月)から2017年5月27日(土)である.

2.3結果

誰も映画「君の名は。」について語り出さなかった.

2.4考察

誰一人として映画「君の名は。」ついて語りださなかった原因として以下の4つが考えられる.

(1)(サークル名)(i+1)期は2016年の時点で受験生だったので,「君の名は。」を観る時間がなかったと推測される.だからそもそも頭の中に映画「君の名は。」に関連する知識が入っていなかった.

(2)一応「君の名は。」を連想したが,先輩(初対面)にからむのが気まずかった.

(3)一応「君の名は。」を連想したが,自己紹介中に突然関係ない話をすることを避けた.

(4)質問文の中にキーワードが紛れてしまい,気づいてもらえなかった.

(追記:指摘をいただいたので考察を追加→(5)初対面の先輩なら名前を聞かれるシーンは極めて自然なので、「君の名は。」との関連性すら思いつかなかった。)

人物Xの場合は(2)だったそうである.ちなみに人物Xは映画「君の名は。」をまだ観ていないそうである.

2.5結論

本調査では(サークル名)(i+1)期と「君の名は。」について語ることができなかった.本調査で試した方法は無効であったといえる.親睦を深めるためにはさらに工夫する必要がある.

2.6今後の展望

今後行われる会話では,2.4考察で列挙した内容をもとに質問を改良すれば親睦を深められると予想される.

3.参考文献

新海 誠(原作・脚本・監督)(2016)『君の名は。』[映画],東宝

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いかがだっただろうか。我ながら阿呆なことをしたものである。

院試のための参考書について

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院試勉強のための参考書選びで悩んでいる人は多いと思いますので、参考までに私の経験を書きます。

注:以下では、大学の授業で用いる書籍を教科書、大学の授業で配られるプリントを授業資料、大学の授業では使わないが院試対策に使える書籍を参考書、院試対策に使えるが書籍でないものを資料と呼びます。

選び方

まず初めに受験予定の院試に出題される科目と試験範囲を受験要綱で調べます。次に試験範囲全てに対応できるような参考書を探します。私はネットで調べて候補をしぼり院試経験者の知り合いに聞いて使用する参考書を決めました。自分に合った参考書を見つけることが重要です。ただし必ずしも新たに参考書を入手する必要はなく、すでに持っている参考書や授業資料を使えば済む場合が多いです。

参考書などの種類

  • 書店に並んでいる参考書
  • ネットで見れる資料
  • 所属大学の授業で使った教科書や授業資料
  • 志望大学院の院生が学部の授業で使っていた教科書や授業資料
  • 大学受験のために使った参考書

大学受験用の参考書と比べるとたしかに院試用の参考書は少ないです。しかし院試対策に使える参考書は意外とたくさん書店で売られています。わざわざ院試専用の参考書を使う必要はありません。大学初等教育用の参考書で十分です。なぜなら院試では大学初等教育で学ぶ内容に少し毛が生えたような問題しか出題されないからです。

これも意外なことにネットで見れる資料が結構豊富にあります。必要になったらそのつど検索してみるとよいでしょう。ただし、ネットから得られる情報だけではどうしても知識の寄せ集めになりがちなので、一冊くらいは参考書として書籍を持っておくとよいです。

またまた意外なことに、所属大学の授業で使った教科書や授業資料がとても役に立ちます。大学4年時に所属している学科と同じ分野に進学する予定であれば、必ずしも新たに参考書を手に入れる必要はありません。過去に学んだ内容を復習すればよいです。受験する大学院や学科に合わせて参考書を使い分ける必要はありません。なぜなら大学で初等教育として習う内容はどこの大学でもほぼ同じだからです。

院試で出題される問題を作成するのは志望大学院の先生方です。その先生方が作った教科書や小テスト問題、期末テスト問題で勉強すれば、出題傾向を知ることができます。もし志望大学院に知り合いがいるなら、その人に頼んで資料をもらいましょう。私はなんだかんだで時間が少なかったのでそこまではやりませんでした。

大昔に使った参考書だからといって、大学受験のために使った参考書はあまり馬鹿にできません。まだ捨ててないのであれば使いましょう。忘れている部分でかつ院試に必要な部分があれば復習しましょう。

機械工学の参考書

私は学部で機械工学を専攻しており、大学院でも機械工学を専攻するつもりでした。そのため勉強時には学部の授業で使った教科書や授業資料を用いればよく、使用した参考書の数は少なめです。

専門科目:

  • 機械系大学院への四力問題精選 藤川重雄 著

どの院試体験記でもこの参考書はお薦めされてます。誤植が多いですが、誤植をまとめた掲示板があります。

これに取り組めば四力の力がかなり付きます。

この参考書には実際に過去の院試で出題された問題と解答解説が載っています。本来一般公開されていない院試の解答解説がこの参考書には載っているのでとても助かります。

  • 最新 材料の力学 補訂版 邉 吾一, 川田 宏之, 藤井 透 共著

友人曰く、材力の名著。確かに分かりやすいです。

必要な部分だけこの参考書で調べました。この参考書は先輩がお薦めしていた参考書です。

  • 制御工学の基礎 足立修一 著

この参考書は友人から分かりやすいと教えてもらったから使いました。確かに分かりやすいので基礎固めには良いと思います。しかし、院試の試験範囲に含まれる可制御・可観測について書かれていないので不十分です。

上の参考書に書かれてない可制御・可観測はこちらで補いました。こっちのほうは全てに目を通す必要はありません。

数学:

  • これならわかる工学部で学ぶ数学 千葉逸人 著

この参考書は解説が分かりやすかったです。過去問を解くときに辞書代わりに使いました。 

英語:

  • ゼロからわかるTOEFL iBTテスト総合対策 安藤新 著

私は訳あって申し込んでから1週間後にTOEFL iBTを初受験するはめになってしまったので、TOEFL iBTの概要を把握することだけに集中しました。

TOEIC L&Rはわけあって受験できませんでしたので対策してません。

この参考書は本屋をうろうろして見つけました。TOEFL iBT初心者向けであって、手っ取り早くTOEFL iBTの全体像を把握できそうな内容だったためこの参考書を購入しました。

過去問

院試を受験するならば過去問研究が一番重要です。大学のホームページからダウンロードできることが多いですが、大学によって異なりますので調べてみてください。解答は公開されていません。

まとめ

院試対策に使える時間は案外少ないので、まずは過去問に取り組みましょう。分からない部分に対しては参考書を使いましょう。

お掃除マウス

始めに

この記事はMicro Mouse Advent Calendar 2019 - Adventarの12日目の記事です。昨日はまんぼー君のロボット製作のスケジューリング - まんぼーの技術記でした。非常にためになる内容でした。ありがとうございました。あとは彼自身の体調管理まで考慮したロボット製作のスケジューリングを組めるようになれば彼は完璧ですね🖤

はじめまして。WMMCのsophiaと申します。

さて、始めさせていただきます。

摘要

ステッパマウスに埃取り器を装着して迷路を掃除させてみた。

目次

開発経緯

クラシックマウス用迷路をロボットに掃除させる考えは弊サークル内に昔からあった。時々そのことについて皆で話していたが、当時は筆者を含め誰もが冗談半分であった。いつしかこの考えは忘れ去られてしまっていた。

ところがある日突然筆者はその考えを思い出し、実現したくなってしまった。ムラムラとやる気が出て来たのである。

クラシックマウス用迷路をロボットに掃除させるという発想自体は陳腐である。しかし弊サークルには迷路を掃除するロボットが無い。その上、迷路を掃除するロボットは役に立つ可能性がある。ゆえに試作してみる価値があると判断した。

背景

順位を競う競技としてのマイクロマウスの最終目標は、迷路をスタートしてからゴールするまでにかかる時間を短くすることである。それを実現するためにはいくつか方法があり、そのうちの1つとしてタイヤの滑りを防ぐことが行われている。タイヤが滑りやすいと加減速・右左折時に不利なためである。タイヤを滑らなくする方法はいくつか考えられる。そのうちの1つとして迷路上に堆積した埃を除去することが行われている。

迷路掃除の現状と問題点

現状では、人が時々コロコロを使って迷路を掃除している。しかし、この方法には次のような問題点がある。
  • どの区画を掃除していて、どの区画はまだ掃除していないかが分からなくなってしまう。これは特に複数人で掃除しているときに連携がうまくとれないと発生する問題である。
  • 迷路の中央付近は手が届きにくく掃除しづらい。この問題は特に16×16のクラシックマウス用迷路を掃除するときに発生する問題である。

目的

以上の問題点を解決するために、本ブログでは迷路掃除自動化に取り組む。これを実現するための方法はいくつか考えられるが、今回は以下の仕様を満たす物を作成する。
  • 人による掃除より早く掃除が完了する。もしくは掃除のために時間を用意する必要がない。
  • コロコロと同等かそれ以上に埃を除去できる。
  • 掃除し忘れがない。
  • 導入にかかる金銭的・時間的費用と手間が少ない。
  • 従来の迷路掃除と同等かそれ以上の丁寧さ。

以上の条件を全て満たすために、「既存のステッパマウスに埃取り器を装着し、迷路を全探索させながら掃除もさせる」ことを提案する。既存の物を使用すれば開発及び作成にかかる時間的費用を抑えられる。ステッパマウスはタイヤの回転角を直接制御しているため、余計な物を後付けして重量等が変わっても走行に影響が出ない。埃取り器に関しては選定次第であるが金銭的費用を抑えられる。既存のステッパマウスに埃取り器を装着するだけなので手間がかからない。迷路を全探索すれば掃除し忘れが無くなる。埃取り器を取り付けたステッパマウスを速く走らせれば人より早く掃除が完了する。マウス調整しながら掃除できるため、そもそも迷路掃除のために時間を用意する必要が無くなる。丁寧さは埃取り器の形状やステッパマウスの走行軌道・速度によって変わるので工夫次第である。

提案手法

全体の流れ

全体の流れを次図に示す。

全体の流れ

全体の流れ

ステッパマウス

ステッパマウスは既にあるものとする。
しかし、筆者の手元に動くステッパマウスがなかったため、今回は新しくステッパマウスを作成した。楽をするために自分では設計をせず、前回作成したステッパマウスに似せて作成した。

作成したステッパマウス

作成したステッパマウス

全探索アルゴリズム

今回は確実に迷路を全探索させるために、探索アルゴリズムとして拡張左手法を採用した。迷路の左下からスタートし、迷路の左下に戻ってきたらゴールである。プログラム作成にあたってwikipediaの迷路のページに記載されているトレモー・アルゴリズム(2019年12月9日閲覧)を参考にした。以下wikipediaから引用する。

トレモー・アルゴリズム
あらゆる迷路を解くことが出来る解法として「トレモー・アルゴリズム」が知られている。この解法は19世紀のフランスの数学者エドゥアール・リュカによって紹介された。この方法は本質的には「全パターンの経路をしらみ潰し的に試す」というものであるが、チョークで地面に自分が通った跡を残す事で、しらみ潰しを効率的にできる点に特徴がある。

この方法では、迷路上の各々の通路は最大2回しか通らない(試しに進んでみる場合と、諦めて戻る場合の2回)。よって最悪でも通路の長さの合計値の2倍歩けば、ゴールにたどり着く。

アルゴリズムの詳細は以下の通り。以下のアルゴリズムで、迷路を歩くときは常にチョークで地面に「→→→→」と描き続ける。また、まだチョーク跡のつけられていない通路を歩くのを「通路を進む」と言い、すでにチョーク跡「→→→→」がつけられた通路を「←←←←」の方向へと進むのを「通路を戻る」と呼ぶ。

簡単のため、スタート地点が迷路中の分岐点の一つにあると仮定して話を進める。

任意に選んだ通路を進む。
そのうち分岐点か行き止まりかゴールにたどり着く。
まだ通っていない(=チョークの跡がない)分岐点に辿り着いたら、通ってきた通路以外の任意の通路を選び、そこを進む。→2
すでに通った(=チョークの跡がある)分岐点に辿り着いたら、進んできた通路を戻る。→2
通路を戻っているときに分岐点に辿り着いた場合(注:戻っているときなので、この分岐点は必ず過去に通っている)
まだ通っていない(=チョークの跡がない)通路が残っていたら、その通路へと進む。→1
全ての通路にチョークの跡があったら、各通路を眺める。ほとんどの通路は、通路へと伸びて行くチョーク跡「→→→→」および通路から引き返して来るチョーク跡「←←←←」があるが、一つだけ「←←←←」の無い通路(=この分岐点に最初に来たときに通った通路)がある。その通路を引返す。→2
ただし今いる分岐点がスタート地点だった場合は、全ての通路に「→→→→」と「←←←←」の両方が書いてある事もありうる。この場合ゴールに到達する方法が無いので、諦めて終了。
行き止まりに辿り着いたら、来た道を戻る。→2
ゴールにたどり着いたら終了。
スタート地点が迷路中の分岐点の一つに無い場合も、スタート地点が分岐点だとみなして上述のアルゴリズムが使うことが出来る。つまり、スタート地点が通路の中央にある場合は、スタート地点は2方向に分岐する分岐点だとみなす。スタート地点が迷路の行き止まりにあるときは、スタート地点は一方向にだけ分岐する分岐点だと考える。

wikipediaの迷路ページに記載されているトレモー・アルゴリズムでは分岐点で通路を「任意に選ん」でいるが、筆者は通路選択時に左手壁伝い法を適用してプログラムを作成した。なお、本ブログではこのトレモー・アルゴリズム風左手壁伝い法のことを拡張左手法と呼ぶ。実装にあたって、迷路の区画を分岐点、区画と区画の間を通路と見なした。区画(分岐点)には複数回ステッパマウスが訪れるが、区画と区画の間(通路)には0回(区画と区画の間に壁があり通行不可能)か2回(行きと帰り)しか通過しない。

掃除道具選定

概要
掃除道具選定方法について述べる。
迷路に堆積する埃の種類
掃除道具を選定するためにはまず掃除する埃の種類を決める必要がある。室内で競技を行う以上、綿埃は迷路上に堆積する。季節によっては花粉も堆積する可能性がある。迷路上に土足で立ち入ることはないため砂はないと推測される。よって、綿埃や花粉など、迷路上に降り積もった比較的軽い埃を掃除すればよいと分かる。
実際に迷路掃除に使われているコロコロをよく見てみたら、綿埃がほとんどで、あとは髪の毛が1本付いていると分かった。コロコロ全体が黒ずみはタイヤの削りカスであると推測される。

コロコロに付着している埃

コロコロに付着している埃
コロコロに付着している埃を観察した結果、筆者は一番量が多い綿埃を除去すればタイヤの滑りを防止できると仮説を立てた。
埃除去方法
埃を除去する方法をざっと列挙すると、粘着(コロコロ)、吸引(掃除機)、送風(埃飛ばし)、掃き(ほうき)、拭き(雑巾)、液流(ホース)、吸着(静電気掃除グッズ)が挙げれられる。まずは粘着について。既に迷路掃除に取り入れられている。しかしステッパマウスに装着して掃除しながら走らせようとすると意図せぬ場所にくっついてしまい走行の妨げとなる。また、コロコロは大きすぎてステッパマウスに装着できない。吸引について。大掛かりな仕組みが必要となってしまう。今回の仕様の1つである「導入にかかる金銭的・時間的費用と手間が少ない」に反するため不可である。送風について。埃を隣の区画に移動させているだけなので不完全である。よって不可である。掃きについて。埃を掃いてちりとりに回収する機構は大きすぎて既存のステッパマウスに装着できない。ほうきを引きずらせるだけならできる。しかし迷路の隅まで掃除できるような大きさのほうきを用いると、頻繁にほうきが壁や柱にぶつかってしまいステッパマウスの制御に影響がでてしまう。拭きについて。今回扱う埃は迷路上に降り積もった軽い綿埃であって、迷路にこびりついた埃ではない。よって拭きは必要ない。しかし乾拭きで迷路をなでるだけなら有効であると予想される。乾拭き雑巾は変形しやすいため壁や柱にぶつかってもステッパマウス走行に影響が出にくい。一方で水拭きは埃が固まって床にこびりついてしまうため不可である。液流について。液流を使うと周囲が水浸しになる上にステッパマウスが壊れてしまうので不可である。吸着について。吸着は静電気で埃を絡め取る仕組みである。よって埃の種類によっては有効な方法である。静電気掃除グッズは変形しやすいため壁や柱にぶつかってもステッパマウス走行に影響が出にくい。
したがって埃を除去する方法として乾拭きと吸着が有望であると予想できる。この2つのうち、静電気を用いてより効率的に迷路から埃を除去できると予想される吸着について本ブログで扱う。
商品選定

本ブログでは試作品を作成するだけであるため商品選定については追求しないものとする。

今回は近くのスーパーに売っていたのでクイックルハンディ取り替え用を使用した。

埃取り器

概要

市販の掃除道具を加工して埃取り器を作成する。

加工

静電気掃除グッズをステッパマウスに装着するために必要な加工をする。

今回使用したクイックルハンディ取り替え用には元から穴が開いており、その穴にひもを通してステッパマウスに装着するため加工は不要であった。

装着

静電気掃除グッズをステッパマウスに装着する。

今回はクイックルハンディ取り替え用の穴にタコ糸を通してステッパマウスに結び付けた。取り付けやすさのために、ステッパマウス後部に静電気掃除グッズを装着した。

埃取り器装着

埃取り器装着

実験

本来ならば実験では再現性を重視し実験環境を現実環境にできるだけ似せる必要がある。しかし今回の実験ではそこまで気にしないことにする。

見やすさのために迷路に多めに綿埃を配置して埃取り器付ステッパマウスを走らせた。綿埃は掃除機の中から入手した。

迷路上面に

迷路上面に

綿埃を配置し

綿埃を配置し

埃取り器付ステッパマウスをスタート地点に置き

埃取り器付ステッパマウスをスタート地点に置き

埃取り器付ステッパマウスを走らせると

埃取り器付ステッパマウスを走らせると

迷路上面が掃除される

迷路上面が掃除される

掃除後の埃取り器付ステッパマウスの裏面を次図に示す。埃取り器で綿埃を掃除できていると分かる。しかし、埃取り器をステッパマウス後部に装着したせいで綿埃がステッパマウスのタイヤや底板にくっついてしまっている。

掃除後埃取り器付ステッパマウス裏面

掃除後埃取り器付ステッパマウス裏面

埃取り器装着方法をもっと工夫する必要がある。

今後の課題

今回の取り組みでは定量的な評価を一切行わなかった。よって、迷路掃除が迷路走行時間最小化にどれほど貢献するのか、一番除去すべき埃は綿埃で合っているのか、綿埃を除去するために最適な掃除道具は静電気掃除グッズで合っているのか、静電気掃除グッズで迷路掃除するとどれくらい埃が取れるのかについて不明なままである。定量的に評価するならば、迷路掃除前後でタイヤの滑りやすさを測ったり、迷路掃除で除去できる埃の重量を量ったりする必要がある。加えて、今回立てた推測や予想や仮説に関して一切検証しなかった。よって、今回試作した物が妥当かどうかは非常に怪しい。妥当性を示すためにも推測や予想や仮説を検証する必要がある。また、今回試作した物が仕様である「コロコロと同等かそれ以上に埃を取れる」と「従来の迷路掃除と同等かそれ以上の丁寧さ」を満たしているかどうか不明なままである。比較して検証する必要がある。

感想

今回は迷路掃除をロボットにやらせてみた。しかし、迷路掃除くらい人がやれと筆者は言いたい。

終わりに

日頃からクソ真面目に阿呆なことがしたいな~、専門性の無駄遣いをしてほくそ笑みたいな~、とんでもない物を作って周囲を唖然とさせたいな~、へんてこな物を作れば誰かが笑ってくれるかな~、と思っているので自分でもよく分からない方向に突き進んでしまうんですよね。しかし理想に反してほぼ全員が笑ってくれない上にそもそも無視されると気付いてしまいました。みんな無関心なんですよ。でも笑ってくれる人が少しだけいることにも気付きました。このブログを読んで誰か1人でも笑ってくれると筆者は嬉しいです。

明日はらっちさんの記事です。